なぜ肩こりは繰り返す?原因とマシンピラティスでのアプローチを解説

肩こりが繰り返されやすい理由を知っていますか?

● マッサージに行っても、しばらくするとまた元に戻ってしまう
● スマホやパソコン作業が多く、慢性的な肩こりが続いている
● 首・肩まわりの重だるさがなかなかとれない
そんな悩みの背景に、スマホや仕事での姿勢の崩れが関係しているケースがあります。特に頭が前に出たストレートネックや猫背が続くと、首〜肩まわりの筋肉への負担が増し、肩こりが繰り返されやすくなると言われています。

本記事では、肩こりの原因と日常でできる対策、そしてマシンピラティスでのアプローチを解説します。

そのしつこい肩こり、姿勢の崩れが原因かも?まずセルフチェック

猫背と正しい姿勢を横から見た比較イメージ

肩こりは、首〜肩まわりの筋肉が緊張・収縮し続けることで起こります。特にストレートネックや猫背の姿勢では、首や肩の筋肉が重い頭を常に支えることになり、慢性的な緊張が生じやすくなると言われています。 まずは簡単なセルフチェックで、自分の姿勢の状態を確認してみましょう。

仰向けで姿勢セルフチェック

仰向けになり、ひざを90°に立てて足を腰幅に開きます。足の間・ひざの間がそれぞれこぶし1個分になるのが目安です。骨盤は水平に保つことを意識しましょう。

仰向けでひざを立てて鼻先の向きを確認するセルフチェック

この姿勢で、鼻先の向きを確認してください。
● 正常な目安:鼻先がまっすぐ天井を向いている(ニュートラルポジション)
● 要注意の目安:顎が上がり、鼻先が斜め上(頭側の方向)を向いている

鼻先が斜め上を向いてしまう方は、頸椎の自然なカーブが失われている、ストレートネックの可能性があります。この状態では首や肩まわりの筋肉に余分な負担がかかりやすく、慢性的な肩こりに関係しているケースがあります。

肩こりになりやすい3つの原因

肩こりは、姿勢の崩れ・筋力バランスの乱れ・生活習慣など、複数の要因が絡み合って起こることがほとんどです。

① ストレートネック・猫背による姿勢の崩れ

スマホ操作やパソコン作業では、頭が自然と前に出た姿勢になりやすく、この状態が続くと首や肩まわりの筋肉が常に頭の重さを支える負荷がかかります。頭の重さは体重の約10%とも言われており、頭が前に出るほど首・肩への負担が大きくなるとされています。

また、猫背になると肩甲骨が外側に広がり、肩まわりが圧迫された状態になりやすいとされています。

② 筋力バランスの乱れ

猫背・巻き肩の根本的な原因として多いのが、筋力バランスの乱れと言われています。 胸まわりの筋肉が硬く縮んで肩を前に引っ張る一方で、肩甲骨を正しい位置に引きつける背中の筋肉が弱化すると、肩が前に丸まりやすくなります。

さらに、首を支える深層の筋肉が弱化すると頭を正しい位置で支えにくくなり、ストレートネックが進行しやすくなると言われています。「縮んで硬い胸まわり」×「弱くなった背中・首の筋肉」という組み合わせが、肩こりが慢性化しやすい大きな要因とされています。

③ デスクワーク・ストレスなどの生活習慣

長時間の同一姿勢でのPC作業や、うつむいたスマホ操作は肩まわりの筋肉の緊張が続く状態を生み出します。また、精神的なストレスがかかると、無意識に肩をすくめたり全身に力が入ったりすることで、肩まわりの筋緊張が高まるケースもあると言われています。

さらに緊張状態では呼吸が浅くなりがちで、酸素供給が滞ることで筋肉が硬くなりやすくなる場合があります。特に運動習慣がない方は背中まわりの筋力が低下しやすく、姿勢を保つ筋力のバランスが乱れやすい傾向があります。

なぜピラティスが肩こりケアに向いているとされるのか

マシンピラティスで肩こりにアプローチする女性

ピラティスが肩こりへのアプローチに適していると言われる理由は、
● 弱化した背中・首まわりのインナーマッスルの強化
● 硬くなった胸まわり・肩まわりの筋肉のケア
に同時に取り組めるエクササイズとされているからです。

正しい頭・肩の位置を意識しながら動く

ピラティスでは「頭・首・脊椎のアライメント(整列)」を意識しながら動くことを基本とします。この感覚を繰り返すことで、普段使われていないインナーマッスルが目覚め、日常生活でも頭が自然と正しい位置に戻りやすくなることが期待できます。

胸郭を開いて肩甲骨まわりを動かす

ピラティスには胸椎(背骨の胸の部分)を動かし、肩甲骨まわりをしっかり使うエクササイズが多く含まれており、縮こまった胸まわりをほぐしながら背中の筋肉を活性化させることが期待できます。スマホ姿勢で前に丸まった胸が開きやすくなることで、巻き肩の改善につながるケースがあります。

また、ピラティス独自の深い呼吸法(肋骨を横に広げる意識)は、緊張状態で浅くなりがちな呼吸を整え、肩まわりの力みをほぐす働きが期待できます。

肩こりの方が注意すべきNGエクササイズ

改善のために運動しているつもりが、逆効果になっているケースもあります。以下は肩こりの方が注意すべきエクササイズです。

● 首・肩が緊張した状態での腹筋
力みが肩まわりに集中しやすく、肩こりを悪化させる可能性があります
● 肩甲骨が固まったまま行う腕立て伏せ
肩甲骨を正しく動かせないと肩関節への負担が増す場合があります
● 反動を使った首のストレッチ
過度な力が加わると頸椎に負担がかかるリスクがあります

これらはやり方が非常に重要なので、自己流での実践は避け、フォームを確認しながら行うことが大切です。

自宅でできる肩こりケアのストレッチ(準備編)

本格的なトレーニングの前に、硬くなった筋肉をほぐすことが肩こりケアの第一歩と言われています。ここでは日常的に取り入れやすい2つのストレッチをご紹介します。いずれも痛みのない範囲で行ってください。

背骨・肩甲骨まわりのストレッチ(キャット&カウ)

四つん這いで背骨・肩甲骨をほぐすストレッチをする女性

四つん這いになり、両手を肩の真下・両膝を股関節の真下に置きます。
息を吐きながら肩甲骨の間を広げる意識で背中を丸め、息を吸いながら胸を開いて肩甲骨を背骨に寄せる意識で背中を反らせます。
呼吸と動きを連動させながら、ゆっくりと5〜8回繰り返しましょう。背骨を一つひとつ丁寧に動かす感覚を大切にしてください。

胸を開くストレッチ

胸を開いて肩甲骨まわりをほぐすストレッチをする女性

椅子に浅く座り、両手を後頭部で組んでひじを外に広げます。
息を吸いながら胸を前方にゆっくり開き、3〜5秒キープして元に戻す動作を5〜8回繰り返しましょう。
縮こまった大胸筋をほぐし、肩が前に丸まりにくくなることが期待できます。デスクワークの合間にも気軽に取り入れられます。

マシンピラティスならではのアプローチとは

自宅でのセルフケアに加え、より精度高く肩こりにアプローチしたい方にはマシンピラティスをおすすめします。

● スプリング(ばね)による負荷調整で、首・肩に余計な負担をかけずに肩甲骨まわりを動かせること
● インストラクターが肩甲骨の位置や動きを直接確認しながら「正しい姿勢の感覚」を指導できること

これらの特徴が、自己流では気づきにくい姿勢のクセへのアプローチを可能にします。マシンピラティスの詳しい特徴はマシンピラティスとは?もご参照ください。

日常生活で肩こりを悪化させない3つのポイント

① スマホを「目の高さ」で持つ

スマホをうつむいて見る習慣をやめ、目の高さか少し低い位置で持つだけで首への負担を軽減しやすくなります。スマホスタンドの活用も一つの方法です。

② モニター・椅子の高さを調整する

PCモニターは画面の上端が目線と同じ高さになるよう調整し、椅子は両足が床につき膝が90度になる高さを目安にしましょう。背もたれを活用し、骨盤を立てた姿勢を保ちやすくすることが大切です。

③ 30〜60分に一度は姿勢をリセットする

長時間の同一姿勢が肩まわりの筋肉の緊張を蓄積させます。作業の合間に肩を回したり胸を開く動きを取り入れたりして、こまめに肩まわりをほぐす習慣が大切です。

初心者でも安心!専門家と始めるマシンピラティス

肩こりや猫背姿勢が気になっているけれど、何から始めればいいかわからない方こそ、自己流ではなく専門家のサポートを受けながら取り組むのがおすすめです。

マシンピラティスの体験・スタジオ見学なら、マシンピラティススタジオRintosullへ

全国にスタジオを展開するマシンピラティススタジオRintosull(リントスル)では、はじめての方向けに無料体験会を開催中です。
無料体験会では、身体のバランスや骨格を計測し、カラダの歪みパターンに合わせてスタイルアップに最適なトレーニング方法をご提案する、パーソナル姿勢診断を実施中です。施設見学やマシンピラティス体験にもご案内しますので、お気軽にご予約ください。

マシンピラティススタジオRintosullの特徴

Rintosullでは、
● 会員様のほとんどがマシンピラティス未経験からスタート
● 解剖学に基づきインストラクターが負荷設定やフォームを丁寧にサポート
● その日の体調やレッスンの受講回数に合わせたレッスン強度の提案

を行っており、初めての方でも安心してマシンピラティスを続けられる環境を整えています。
また、レッスンでは最大2名のインストラクターが、一人ひとりに合わせた効果的なカラダの使い方を手厚くサポートしますので、正しいフォームが身につき、効かせたい部位にしっかりアプローチができます。

実際に通われている方の声

姿勢改善や肩こり・腰痛を何とかしたいという想いで、ピラティスを始めました。初めてのレッスンで、骨盤が前傾か後傾かを教えていただいたのですが、今では普段から体幹や骨盤の向きを意識できるようになりました。先生がレッスン中の身体の向きをサポートしてくれるので、だんだんと正しい姿勢や自分の身体の使い方を理解できるようになった気がします。(20代女性)

巻き肩・ストレートネックの影響もあって、仕事で座り姿勢が続くとすぐに肩こりや腰痛を感じて、とても悩んでいました。そんな中、Rintosullでピラティスを始めて2か月ほどたった頃から、肩こりや腰痛が気にならなくなってきました。そこから日常的にお腹を締めることや肩を下げることを意識するようになり、家族からも姿勢が良くなったと言われるようになりました。筋力もついて、ボディメイクにも変化を感じるようになり、本当に通い始めて良かったと心から思います!(30代女性)

高校生の頃からずっと肩こりに悩んでいました。仕事柄前かがみの姿勢が多いこともあって肩こりがひどく、とても辛かったです。ピラティスを始めてから、ずっと頼っていた鍼治療の頻度がぐっと減りました。姿勢が変わったことで長時間立っていても体が疲れにくくなり、現在の身体の状態が今までで一番楽だと感じています。(40代女性)

※個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
※2024年12月に実施した「Rintosullに関するお客様アンケート」より抜粋。
※掲載にあたり一部編集をしています。

よくある質問

Q1. 肩こりはピラティスでケアできますか?
A. 肩こりの改善には、弱化した背中・首まわりのインナーマッスルを鍛えながら、硬くなった胸まわりをほぐすアプローチが重要と言われており、その両方に取り組めるエクササイズとしてピラティス・マシンピラティスをおすすめします。ただし個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

Q2. どのくらい継続すると変化を感じやすいですか?
A. 個人差がありますが、週1〜2回のペースで継続されている方から「肩まわりの重だるさが以前より気にならなくなった」「肩甲骨が動いている感覚が出てきた」といったご感想をいただくことがあります。ただし個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

Q3. 体が硬くてもマシンピラティスはできますか?
A. 体の柔軟性はまったく問題ありません。マシンピラティスではスプリングの補助により、体の硬い方でも無理なく正しいフォームで動きやすいのが特徴です。インストラクターがその日の状態に合わせて負荷や動きを調整しますので、運動が苦手な方も安心してスタートいただけます。

Q4. 肩こりがひどいときでもマシンピラティスは受けられますか?
A. 強い痛みや痺れがある場合は、まず医療機関への受診をおすすめします。筋肉の緊張・疲労からくる一般的な肩こりであれば、インストラクターへ事前にお伝えいただくことで、その日の状態に合った負荷・動きで調整しながら取り組むことが可能です。

Q5. ストレートネックにもマシンピラティスは向いていますか?
A. ストレートネックは、頭が前に出た姿勢が習慣化し、頸椎の自然なカーブが失われた状態とされています。マシンピラティスでは頭・首・脊椎のアライメントを意識しながら動くため、首を正しい位置で支えるインナーマッスルへのアプローチが期待できます。ただし個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

まとめ:肩こりの原因を知り、マシンピラティスでアプローチしよう

肩こりの原因は「ストレートネック・猫背による姿勢の崩れ」「筋力バランスの乱れ」「デスクワーク・ストレスなどの生活習慣」などが複合的に絡み合っていると言われています。

首まわりの重だるさや肩の張りが気になる方は、まず今回ご紹介したセルフチェックで自分の姿勢の状態を把握してみてください。ピラティスは硬くなった胸まわりをほぐしながら背中・首のインナーマッスルを強化し、正しい頭・肩の位置の感覚を身につけるのに適したエクササイズと言われています。特にマシンピラティスは、専門インストラクターの指導のもと、一人ひとりの姿勢のクセに合わせたアプローチが可能です。

日常のセルフケアと並行して、まずは無料の体験会で自分の肩まわりの状態をプロの目で確認してもらうことをおすすめします。

この記事を書いた人

小川明香
小川明香
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ピラティス・ヨガインストラクター/Rintosull公認マスタートレーナー・Rintosullプログラム開発ディレクター

Stott Pilates IRコース(初級/中級リフォーマーコース)修了/Stott Pilates ICCBコース(初級/中級キャデラック・バレル)修了

Rintosullのプログラム開発、インストラクター育成に従事し、ピラティスを通してより多くの人に姿勢改善を通して幸せになってもらうことを信念に活動中。

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